インナーチャイルド療法:”いい子”でいることの代償
こんにちは。 今朝も大阪市梅田の駅は通勤の人でいっぱいでした。 セッションルームの掃除をしてました。 今日もいいセッションにしたいです。
…今日はインナーチャイルド療法について書こうと思います。
インナーチャイルドは幼少期とは限りません。
思春期とも限らないですし、成人してからかもしれません。
インナーチャイルドは今の自分そのものであって、遠い過去の存在ではありません。
ただインナーチャイルドの傷の根っこが幼少期のケースが多いです。
親を怖がったりしていると、自信がなかなか育たず、依存心が強くなります。
そして、「常に不安があるので、自分は安全に保護されなければいけない」と信じ込んでしまいます。
残酷な言葉で心を傷つけられたり、体罰を加えられて痛い目にあわされたとき、インナーチャイルドは「きっと自分がいけなかったのだろう」と思う以外に自分を納得させる道がありません。
このように、親(養育者)がどれほど”有毒”でも、それに気づかず大きな影響力を受けます。
もちろん完璧な親は存在しません。子育てしていてるよその家族も、家の中のさまざまな葛藤や確執があっても、外には出さないので、周りの人はうまくいっているんじゃないかと思い、自分だけがおかしいのではないかと考えがちです。
素直で従順なタイプであれば、たとえ「自分をぶった親は間違っているのではないだろうか」とある程度は感じても、やはり「ぶたれるようなことを自分がしたのだろう」と思ってしまいます。
インナーチャイルドの心の奥には「親は正しい」という認識が入ってしまったりすると、いくら「自分は悪くない」と感じても、それだけで自分を完全に納得させることはできません。
幼い子どもの抱く「親は正しい」「親は強い」「自分は無力だ」という概念はとても強いので、身の回りの世話をしてもらう必要のない年齢になってもなかなか消えることがありません。
そのため大人になっても、自分が小さく無力で傷つきやすかった幼少期に”神”のように強大だった存在が、実は自分に害を与えていたのだという真実にはなかなかはっきり直面することができません。
しかし、自分自身の人生を取り戻すためには、今の自分ならわかる「真実」とはっきり対面することなのかもしれません。
何があったのか、自分はどう感じていたのか、その記憶は潜在意識の中にあります。
記憶を掘り起こして、過去を癒していくことが必要です。
どういう人間でどのような価値観を持って生きていたのか、どこですれ違いが合ったのか。
それを催眠下でさかのぼっていくことで、自分の大切にしている価値観も見えてくるでしょう。
私たちは、過去の膨大な記憶の延長線上に生きています。
過去を癒すことで、今を生きるエネルギー、未来を生きようとする希望を持つことができるでしょう。
ヒプノセラピー(インナーチャイルド療法、前世療法)がそのお役に立てればと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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