アダルトチルドレンの苦しみ~過干渉のトラウマ
おはようございます。 今日は大阪市梅田は曇っていて、だいぶん涼しいです。
…今日はアダルトチルドレンについて書こうと思います。
アダルトチルドレンは機能不全家族で育ったことによる心理的な苦しみをあらわしたものです。
幼少期、思春期は傷つきやすく、あるいは無批判に環境に順応せざるを得ず、親からのコントロールで苦しまれている方はとても多いです。
いろんなタイプのコントロールがありますが、今日は”過干渉”について書こうと思います。
過干渉をする親は、子どもの行動にいちいち口をはさみます。「あ、それはダメ。あれはダメ。」「こうしなさい。ああしなさい。」と小さい時から言われ続けています。
これは、いわれる本人の行動を制限していることです。また、逆に甘やかし続ける場合もあります。
「これを食べなさい」「これを買ってあげる」などと、面倒を見過ぎる場合です。
どちらの場合も、子どもの意思を無視した行動がプログラミングされてしまいます。これがアダルトチルドレンの生き辛さを生む大きな要因であり、親(養育者)は気付かずに、それを繰り返しています。
このような環境で育った子どもは、大きくなって悩むことが多くなります。なぜなら、自我が歪んだり傷ついたりしてしまっているからです。人間的におかしいという意味ではなく、愛情飢餓というのは負の感情を引き起こしやすくなります。
人の言うことをイヤと言えない人間になってしまうこともあります。あるいはすべてが嫌となる場合もあるでしょう。なぜなら、常に自分の領域を侵されてきたからです。
こういうことを親子関係だけでなく、大人同士でもやる人間がいます。大人が大人に普通にやっていることがあるのです。他者の個性や尊厳を踏みにじって平気という輩がいるので、そういう人たちも社会に属していますし、子育てもしてたりします。
そしていじめや虐待のニュースに驚いています。それぐらい人間というのは自分勝手な部分を持ち合わせていたりしますが、少しでもまともになろう、成長していこうという意思がないなら、その人生で得られるものは限りなく少ないでしょう。
自らを振り返らない人は、どこまでが自分の領域か、どこからが相手の領域か分からなくなっています。
そして、対象になる人は、人の言うことに従ってしまう自分が嫌になります。だからずっと我慢しています。抑圧されたものをアダルトチルドレンで苦しむ人は持っています。
そして我慢が限界に来ると、突然、周りの人と没交渉、絶交状態になってしまうこともあります。
ストレスや負荷がかかり過ぎれば、それも自然なことでしょう。それぐらいの経験を積んできたのですから。内面は強いストレスを感じています。そして、そんな自分が嫌いになっていっています。
過干渉の親を持つと、絶えず緊張した時期を過ごします。過剰なものはそれが何であれ、あらゆるものを破壊していきます。
いつ自分の部屋の親がやってきて、小言を言われるのか分からない。面倒だ、うざったいと思いながらも、その関係に依存してしまうのです。インナーチャイルドはどんどん傷ついてしまいます。
大人になった今、依存や緊張から脱却して、大人の自分を生きていくには、幼い頃に傷ついたインナーチャイルドを癒して育てなおしていくことが大切です。
心の傷を癒すことによって、過干渉による心の傷を解放することで、周りや社会との関係もどんどん変わってくるでしょう。
ヒプノセラピー(インナーチャイルド療法、前世療法)がそのお役に立てればと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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