インナーチャイルドの傷~潜在意識の愛情飢餓
おはようございます。大阪市梅田駅は通勤の人でいっぱいでした。 今日は朝のセッションです。掃除と瞑想から始めました。
…ヴァン・デン・ベルク著の『疑わしき母性愛』の中に「過剰なる虚偽の愛」という言葉が出てきます。
この過剰なる虚偽の愛とは、「親子の役割逆転」をしていることです。
親が色々なことをする。
でも、それはすべて子どもの反応を期待しているからです。
だから、子どもは親の期待する反応をしなければいけない。
これによる子どもの心の傷は想像を絶するほど大きいです。
放任されて育った子どもはまだいいかもしれません。
親の愛はゼロだからです。
しかし愛を与えられるのが自然な時期に、逆に愛に搾取されたことによる悲劇は、人間の想像を超えるものがあります。
憎しみの感情が心の底に堆積し続けることが発達心理学でも解明されています。
そしてさらに大きな悲劇は、この「親子の役割逆転」に苦しめられた子ども(インナーチャイルド)の心の傷は、多くの場合、周囲の誰からも理解されないということです。
というのは、「親子の役割逆転」をしている時は、外から見るとその親子関係はうまくいっているようにが見えるからです。
そして、「あのような立派なご両親のもとで」となりかねません。
事実、「親子の役割逆転」をして、子どもから愛を搾取している親が、社会的に立派に職責をはたしていることが多いです。
人は見かけによらないといいますが、本当に真逆な部分を持っていて平気な人もいます。もちろん誰しもが未熟であり、失敗だらけな存在ですが、その「度合い」がひどいのに振り返らない人間がいます。
だから両若男女を問わず、苦しみやストレスが社会に蔓延してしまうのだと考えられます。
インナーチャイルド心の傷を自分で癒そうとしたとき、暴走が始まります。
心に傷がないとしたらどうして暴走などするでしょう。
傷ついたインナーチャイルドを背負っていると、心の葛藤でエネルギーを消耗します。
生きることに疲れる人はこのタイプです。
愛(承認欲求や尊厳)を搾取されている間に、敵意、憎しみ、恐怖、恨み、不安と、あらゆるマイナス感情を心の底に溜めてしまいます。
それが大人になってから、その人を動かし続けます。
最悪なのは他者にいくことです。自分の生き辛さを他者攻撃、排斥、いじめ、脅迫などにしていく身勝手さが定着すると、自分だけではなく社会全体に悪影響を及ぼします。
生きることに疲れた人は、なぜ生きることに疲れたかをなかなか理解してもらえず、苦しんでいます。
潜在意識のなかの記憶を浄化していきましょう。
否定されて搾取されたインナーチャイルドを癒し、自分らしい人生を引き寄せていきましょう。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)がそのお役にたてばと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。