インナーチャイルド療法~人の機嫌に左右される
こんにちは。大阪市梅田は快晴です。 今日は朝と昼からのセッションです。 集中して良いセッションにしたいです。
…今日はインナーチャイルドについて書こうと思います。
親が子どもに甘えるのは、「親子の役割逆転」です。
「親子の役割逆転」とは発達心理学の研究として名高いボールビーの言葉です。
「親子の役割逆転」をして育った人は、人の好意を怖くて断れません。
大人になってもその感情的記憶は残っています。
大人になって、いくら「食べられない時には、残しても責められない」と自分に言い聞かせても、やはり残すのは怖い。
今、目の前にいる人は、母親と違って「残しても責めない」と意識で分かっていても、食べ残すことの恐怖は残ります。
それが感情的記憶です。インナーチャイルドの記憶です。
知性が記憶しているのではなく、感情が記憶しているのでしょう。
幼児期や少年期にできたニューロン(神経系の情報伝達の細胞)のネットワークは、そう簡単に作り替えられるものではありません。三つ子の魂百までというように。
そうした環境に育てば、自分が何か言うことで、相手が傷つくことを恐れるようにになってしまいます。自分から発信するという行為が億劫に感じたりもします。
『メランコリー』という名著を書いたドイツの精神病理学者テレンバッハのいう「加害恐怖」に陥ってしまいます。
相手が不機嫌ということは、そういう人にとっては責められていると感じます。
だからそういう人は、大人になってからも相手の不機嫌にいつも怯えています。
何を言われても断れない人もいます。あるいはその逆ですべてを拒否としてあらわす人もいます。
それはこれまでの過去において、地獄の体験をしたからです。
その体験(インナーチャイルドの傷)を癒していくことが大切です。
起こってしまった過去の出来事は変えれません。悲しいかな、エネルギーを奪った相手も変えれません、なんとも理不尽なことですが。
変えることができるのは、過去の出来事に対する「自分の捉え方」です。これがヒプノセラピー(退行催眠療法)でする大きな試みです。
トラウマとなっている幼児体験(インナーチャイルド)を癒していくことで、”今の怯え”を緩和して、自己肯定感をあげていくのが目的です。
これまでの自分を解放して、今の生き方を少しずつ変えていけば、
生き辛さも大きく変わってくるかもしれません。
変わろとうしない人の機嫌を取るのではなく、変わろうとする自分を大切にしていきましょう。
皆さまの潜在意識を応援しています。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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