インナーチャイルド療法~幼少期からのトラウマ
おはようございます。 大阪市梅田は昨日とは一転、気温が低いです。
…親からの影響で苦しまれている方がとても多いです。何歳になっても、身近な人や環境の影響が大きくて、人生そのものを変えてしまうぐらいの力があるのでしょう。インナーチャイルドの傷が潜在意識の中で残っていると、いろいろな生き辛さの原因にもなります。
子どもは親(養育者)の姿勢を「内面化」して、自分の中に取り込んで生きる術を身につけていきます。
親子の関係には3つのことが存在すると考えられます。
①子どもというのは、無意識のうちに親を理想化したり、真似たりする傾向がある。
②親(養育者)の愛情、注目、承認を必要としていて、それを手に入れるために必死になる。
③親と子どもは、もともと平等な立場ではない。
心が健康な人は、相手が子供であれ誰であれ、人間として対等なものを相手に見いだしていきます。もちろん感情の生き物ですので、情緒が不安定になったり、間違いをおかしたり、失敗の連続ではあるでしょうけど。
ところがわが身を振り返らないで、人をコントロールばかりするタイプの人は、子どもや部下あるいは気の弱い人をコントロールするためにこれを用いてしまいます。
弱者を押さえつけて自分を保つということを、ほぼ日常で無意識にやっている人間ほど厄介なものはないでしょう。
当たり前ですが、小さな子どもはまだ複雑なことは理解できず、父も母も大きくて絶対的な存在であったり、大きく依存しています。
与えられた環境の中で生きているのが人間です。それは大人でも子供でも変わらないでしょう。
インナーチャイルドの傷があると、セルフイメージが歪んでしまいますので、あらゆることが自虐的あるいは他罰的になってしまうのです。それはそういう人が周りにいたからで、傷ついたインナーチャイルドを助けて、育て直していくことが必要だと考えられます。
いつも不安がっていたり、心配してばかりいると、自分に何かの危険が近づいているように感じたり、自分が間違ったことをしたかのように感じてしまいます。それはとても辛い感覚です。
もし身近な養育者がいつも緊張していたり、楽しいことがあっても神経をピリピリさせてばかりいると、インナーチャイルドは楽しいことをそのまま楽しく受けとめることができず、楽しいことはいけないことだと感じることもあります。
親がいつも腹を立てていたり、あるいは逆に怒りを避けてばかりいると、怒りを恐れたり、怒ってはいけないと感じるようになるでしょう。もちろん完璧な親は存在しないので、誰しもが何らかの傷を負っていたり、どうしようもない自分があったりしますが。。
人はさまざまな体験を通して自我を形成していきますが、幼少期生じたこれらの意識(インナーチャイルド)は、潜在意識の奥深くに埋め込まれ、成人した後も生き続けています。
インナーチャイルドにとって何より大切なのが承認欲求である愛情であったり、自由な感覚であったり、適度な規律であったりします。
まわりのものがすべて大きく見え、大人は巨人にも見えるインナーチャイルドは、目の前で起きる出来事を正しく理解できないことも多く、状況をコントロールすることはできません。
人間は膨大な想念を持っていますが、その根源にあるのが、自分を愛してくれて頼れる存在であったり、生き甲斐であったり、生きるために信念であったりします。
今まで苦しみ続けてきた理由がたくさんあり、その理由は一つ一つ独立しているわけではないでしょう。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)では、良好な催眠状態で、過去の傷を癒して解放していくセラピーです。
少しでも前向きな生き方やいい未来を引き寄せていただければと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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