「使命」に生きる~潜在意識のクリーニング
おはようございます。 今日は大阪市梅田は快晴です。
今日は「使命」について書こうと思います。
明治維新の功労者に、西郷隆盛がいます。
西郷隆盛は「人を相手にせず、天を相手にすべし」という言葉を残しました。
これは、「敬天愛人」の言葉と共に、さまざまな本や雑誌で引用されています。
ただ、その後に続く「我が誠の足らざるを尋ぬべし」という言葉は、ほとんど引用されていません。
「自分の誠が足らないのを常に反省すべし」と西郷自身に言っています。
誠の塊ともいわれた西郷が言っているので、謙遜と受け取られ、あまり引用されてこなかったのかもしれません。
しかし西郷は実際には「自分には誠が足らない」と嘆いていたのかもしれません。
西郷が天を相手に誠の基準を見ていたからこそ、誠が足らないと言ったのはうなずけるからです。
この言葉から、回天の大事業を成し遂げる過程で、西郷が常に自分の誠実さと格闘していたことが推察されます。
事実、西郷は多くの漢詩を残し、初期の頃には、自分の境遇を嘆き、実際に天に対する悲鳴にも似た漢詩を詠んでいます。
私たち一人一人にも、天から与えられたハードルがあります。
自分に課す基準が低い人は、バーも簡単に超えられるし、苦しみも少ないかもしれません。
しかし、目指すべき、天から与えられたバーが高ければ高いほど、自分の今の実力とのギャップを見て、その困難に直面し苦悩することになります。
それは家庭や職場でも同じかもしれません。
「ボランティアをする」「子育てをする」「仕事を通して社会に役立つ」「恋愛で大切な人と出会う」などさまざまな使命があります。
使命の裏側には、試練があるといわれています。この試練の本当の原因を思い出していくのが、
退行催眠療法(ヒプノセラピー)の大きな目的でもあります。
自らの高い基準を達成するためには、厳しいハードルを超えていかなくてはなりません。
あるべき姿と現実の違いに心が悲鳴を感じることもあるかもしれません。傷ついた過去、重すぎたストレスがあれば、都度解放して、癒していきましょう。
使命という高いハードルが設定されているからこそ、私たちは叩かれ、嘆くことになります。
不利な立場や、排除されたから、否定されたから、その人がおかしいのではありません。なんの理由もなく、あるいは状況や原因を顧みず、否定する人間なんていくらでもいます。
むしろそういう人が影響力を持っていたりするから、大半の人が悩むのかもしれません。
もし自分に低いハードルならば、現状に満足して、何かに依存し始めるでしょう、そして思い通りにいかないことがあれば、その対象に泥を投げるでしょう。
それは一人ひとりの内面の中にあるものなので、外からは分かりません。自分が一番わかっているはずのものを向き合っていくことが求められているのでしょう。
もし私たちが、嘆いている人の感情ばかりを思いやり、「そんなこと止めたら」とアドバイスするなら、その人は天から与えられたハードルを、いつまで経っても超えることはできないかもしれません。
人の干渉する人が多いですが、自分で自分を支え、励まし、誇りに思える生き方をすることです。
限られた人生の中で、自分の使命を見つけて、意義深い人生を引き寄せていきましょう。
使命感を持って、生活や仕事に励むためにも、自分の「心の動き」と「揺るぎのない使命」の秘された関係を知ることは大切なことかもしれません。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)で潜在意識のクリーニングをされて、より多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。