インナーチャイルドの傷~潜在意識のトラウマの原因
こんにちは。 今日の大阪市梅田は雨が降ったり止んだりです。 この雨があがると桜が一気に咲くのでしょうか。
今日はインナーチャイルドの傷について書こうと思います。
心に傷を作る主なトラウマの原因は4つに分けられると思います。
①親(養育者)を失った経験
死亡した場合だけでなく、見捨てられた場合 もそうですし、心のつながりを断たれたり、必要な世話をされなかった場合も実質的に「失った」のと同じです。
②虐待
身体的、性的虐待だけでなく、極めて悪意に満ちた親のネガティブな言葉や態度は悪影響そのものです。
③重大な危機
自然災害、貧困、重い病気、兄弟姉妹や親しい親族などの社会的危機や家族の危機。
④強いストレス
これが最も多いです。長期に渡る両親の不和、親からのコントロール、価値観の押し付け、あるいは親がアルコール依存症などがあったり、家で精神的に不健康な役をやらされる、などの慢性的で永続的なストレスにさらされた場合。
これらがインナーチャイルド(本来の自分)をどんどん傷つけてしまいます。そしてそれがバイアスをゆがめたり、生き辛さをもたらします。
これらのトラウマから回復するためには、その出来事とそのために生じた感情について語ることのできる十分な時間と、安全な環境のもとで話を聞いて理解してくれる人が必要です。
このプロセスは、トラウマの体験を分かち合いながら、自分のペースでもう一度通り抜け、自分に対するコントロール力を取り戻すために欠かせないからです。ある意味、自分自身と向き合っていく作業です。
たとえ良かれと思ってのことでも、分かってない大人は「歯を食いしばるんだ」などと見当違いなことを言って、インナーチャイルドが悲しむ機会を奪ってしまいます。
完全であることを強調したり、弱さを見せることを避けざるを得ない環境では、
人の心は回復できません。
特に、不安気質が強かったり、気分がふさぎがちな傾向のあるタイプ、自分の価値を自覚するように励まされたことのない子どもは、ダメージが大きくなります。
すべてのトラウマの根底にあるのは、”喪失”だと心理学的には考えられます。
喪失には、安全の喪失、愛の喪失、自己の喪失、などがありますが、安心感や信頼感の喪失が特に大きくひびきます。
これは何も幼少期のことに限りません。大人になってからもトラウマや喪失体験が潜在意識で繰り返されて、苦しみます。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)では、過去の喪失体験を別の角度から見たり、インナーチャイルドに愛情を注ぎ育て直すことによって、その捉え方を変えていきます。
そうすることで、過去の潜在意識のトラウマから解放され、自分らしく生きていくことが出来るようになるでしょう。
少しずつ軌道修正していきましょう。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。