アダルトチルドレンの生き辛さ~潜在意識の傷
おはようございます。 今日は大阪市梅田雨が降っています。
アダルトチルドレンという言葉や概念が広まって数十年たちますが、
人間の弱さなのか、
親を含む、あらゆる人間は皆、未熟な存在なせいか、
アダルトチルドレン(家庭内のトラウマ)で苦しんでいる人はたくさんいます。
いろいろなケースがあり、一概に親とは限らないでが、
今日は”完璧主義の親”について書こうと思います。
立場を問わず、完璧主義者は何事においても不完全であることを極度に恐れ、
自分にも他人にも完全であることを果てしなく追い求めます。
しかし結果がどうなるかというと、何一つ満足できることがありません。
このような人にはいくつかの特徴があります。
●外見、社会的地位、物質的なもの、人がどう思うか、などが非常に大事。
●欠陥、乱雑、清潔でないことを死ぬほど恐れている。
●すべてにおいて完璧であるように人にプレッシャーを与える。
●いつも何かに追い立てられていて、言動が強迫的。
●実現不可能な高い水準を設ける。
その結果、子ども(インナーチャイルド)には次のような症状が強くなる可能性があります。
①抑うつ感がある。
②自分が「どんな人か」ではなく、「人にどう見えるか」によって判断する。
③沸き起こる感情の持って行き場がない。
④いつも追いかけられ、強制されているように感じる。
⑤後になって「ああすればよかった」と思ったり、自己不信に陥ることがよくある。
「完璧主義者の親」は、何事も完璧に成し遂げるように子どもにも配偶者にも要求しますが、特に学校の成績、スポーツ、入試、就職などで、心のサポートを最も必要としている時に大きなプレッシャーをかけます。
期待とプレッシャーをかけ過ぎるため、かえって力が出せなかったり、失敗するケースがよく見られます。
もちろん親戚の人や、クラブ活動の指導者、学校の先生など親に限らず、
空気感(環境)を好き勝手に作り、
そして思い通りにならない対象に無理強いさせる、、、
これをほぼ無意識にやっているケースが実際多くあります。
他人の前でどうふるまうかを強制する人もいます。
特にこの国は雰囲気が大切で、世間体ばかり気にしている社会ですので、理想的な家族を演じさせられるケースがあります。
そうすると外面的な表面上のことばかりに意識は奪われ、
内面の個性との乖離によって、
ストレスと大きな苦痛を味わうことになります。
人は誰でも自然体であることを望みます。「ありのままでいい。結果がどうであれ、ベストを尽くせばいいんだ。私はあなたを誇りに思っている」という思いやりや共感、励ましです。
これは何も親子関係に限らず、職場や地域でもそうです。誰でも失敗や足りないところだらけのなかで今を生きているのですから、温かい環境、思いやりの中での厳しさが大切でしょう。
自分自身がありのままの自分を受け入れてもらう体験も必要です。
試されたり、刺激し続けられたり、挑発され続けて、まともでいれるわけがありません。
人を枠にはめるのではなく、相手の世界から見た視点を大切にして、しっかりと地に足をつけた接し方が何より大切なことでしょう。
アダルトチルドレンの人たちは今なお増え続けていて、
人に対する違和感、苦手意識、恐怖心、コンプレックスで多くの人が悩んでいます。
あるがままのインナーチャイルドが否定されて傷ついているからです。
傷ついたインナーチャイルドを深い部分で癒して、肯定していくことが、
自分らしさや生きがいにつながっていくでしょう。
完璧主義は、いろんな意味で、弊害があります。
目に見えないからこそ、
感覚的なものは
自分だけではなく、他者からもエネルギーを奪っていくのです。
傷ついた潜在意識の中にある記憶を浄化していきましょう。
アダルトチルドレンからの回復のために、
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)で潜在意識の傷を癒されて、アダルトチルドレンの生き辛さをしっかり解放していただければと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。