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親による過干渉のトラウマ~インナーチャイルド

2013-02-10

こんにちは。 大阪市梅田は快晴です。

 

…今日は、親からのコントロールについて書こうと思います。

 

有害なコントロールをする親はいくつかのパターンがありますが、”かまい過ぎる親”もその中の一つです。

 

自分の親がどのようなパターンかが分かれば、子どもの時の家の姿がしだいにはっきり見えてくるでしょう。

 

今までぼんやりとして分からなかったことが、はっきり分かるようになるに従って、自分のテーマが明確になっていくと思います。それぐらい幼少期からの環境は、自分の人生のルーツとなっています。

 

 

 

かまい過ぎる親の特徴は、

 

*耐え難いほどあれこれと過剰に詮索する。

*自分が望むことと人(子ども)が望むことを区別できない。

*一人の独立した個人であろうとすると、それをくじこうとする。

*自分と異なる意見や好みを持つことを容認できない。

*自分で決めたいと思う重要なことを勝手に決めてしまう。

 

 

その結果、相手、この場合は子供は次のようなことが起きる可能性が高いです。

 

Ⅰ他人との間に健全な境界線を引くことが出来なくなる

Ⅱ異性と愛情のこもった親密な関係を作り上げたり、相手にコミットすることが困難。

強い依存心を持つ。

Ⅳ自信が持てないなどの強いコンプレックス。

Ⅴ率先して何かを行う積極性が持てない

 

「かまい過ぎて子どもを窒息させる親」は、一見、子どものことを思って世話をしているように見えますが、彼らのいう”愛情”は真の愛情ではなく、不健康な依存心に根ざした不安感です。

 

これは親子関係だけではありません。大人同士でもそうです。

依存、干渉、否定、攻撃、試す、群れる…これをほぼ無意識でやっていることに、

危うさがあります。

 

今回の親子関係でいえば、そういう親は、常に子どもの世話を焼いていないと落ち着きません。

こうした親子関係を、心理学では「絡みついた関係」と呼びます。

 

そのような関係で育った子どもが大人になったとき、生き辛さは相当なものになってしまいます。

他者への依存が異常になっていくのです。

そして、依存と攻撃は常に紙一重です。自分なりのもつれを紐解いていくことが、瞑想やヒプノセラピー(催眠療法)やマインドフルネスの目的です。

 

子どもの時に感じた閉塞感、怒り、悲しみを解放していきましょう。

自分が感じたことは、すべて自分の宝物であり、そこに気付きと学びが隠されているだけです。

 

どんな方法をとるにしても、かつて得られなかった自尊心を育んでいくプロセスが必要不可欠になってくるでしょう。

 

 

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)が潜在意識のトラウマの改善に役立てばと願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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