潜在意識の「自己中心性」を手放す
おはようございます。 大阪市梅田は快晴です。
著名な心理学者カレン・ホルナイの本を読んでいると、自己中心的性格について書いてありました。
自己中心的な人がいると、周りの人は振り回されがちです。ホルナイ氏は、「自己中心的な人は、自分は特別な存在だと考えいるだけではなく、自分は他人の「特別な好意」を期待して当然だと考えている」と述べています。
自分は他人と違って、相手の「特別な好意」を受ける権利があるという意識です。自我の肥大ともいえます。
相手は自分の奴隷ではない。相手も自分と同じようにいろいろと要求を持った人間であるということが分からないのです。
さらに自己中心的な人の悲劇は、他人の愛情が分からないことだといいます。感覚的にもどんどん鈍化して、歪んだ世界に埋没してしまうでしょう。
自己中心的な人が、誰かから愛されたとします。 しかし自己中心的な人は、自分がそのように愛されているということに気付きません。
自分の心の葛藤にしか気が回らないので、相手の苦しみが理解できないのです。共感力がないのは、人間性の最も愚かな部分でしょう。
自己中心的な自分を愛するのに、相手がどのぐらい苦しみに耐えているかということが理解できません。だからこそ平気で人を傷つけてしまうのかもしれません。
さらに相手を傷つける言動をしながら、相手が傷ついたといえば、こんなことで傷ついたのかといって怒りだします。無茶苦茶なことを平気でいって、勝ち負けを無理やりつけさせて、自分が優位だという悪質極まりない人間もいます。
自分は些細なことで傷つき大騒ぎをしながら、相手はひどいことを言われてもそれを我慢するのは当たり前だと思っています。いや自分の言葉に傷ついたことにさえ気が付かない。
それでいて、相手が傷つくことを許せないという。
自虐的になって逃げるか、攻撃(否定)するかという、歪んだエゴは本人が向き合っていく中でしか気付きは得られないでしょう。
自分がどのぐらい優れているかということを誇示することで、心理的不安を克服しようとする人もいるといいます。相手が傷つくか傷つかないかなどに、かまっていられない。
とにかく、自分の不安を解消することで精一杯なのです。これを傍若無人といいます。
そういう人に出会って、ひどい傷を負っている人はたくさんいます。人からエネルギーを奪い、尊厳を否定して平気で生きている人がいるから、世の中がどんどんおかしくなっていくのでしょう。
自己中心的な人は、大きな愛に気付くことが出来たら、変わり始めるのかもしれません。自分が恵まれている点に気が付けば、どのくらい救われるかわかりません。
愛されるより、愛することの大切さを感じることが大切だともいいます。自己中心的な人は、結局誰よりも自分自身を否定して生きているのでしょう。そのことに気付き、自分の尊厳を取りもどしたとき、また新しい世界がみえてくるのかもしれません。
歪んで身勝手な人たちに奪われた時間、人生、エネルギーをしっかり癒していきましょう。
自己中心的ではない何かを心の中に持てるかどうかは、その人自身のカルマであるといえるかもしれません。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)で潜在意識の記憶を浄化して、クリーニングしていきましょう。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。