アダルトチルドレン~コントロールする親
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。
わたし達おとな一人一人が考えなければいけないことは、自分が「よかれ」と思うことが、子どもの世代に対するコントロールになっていないか、ということです。
親の勝手な思い込みが、いかに子どもの望まない人生へと歪めてしまい、結果的に成長を阻んでしまうかということを、かつてわたし自身、身にしみて感じた経験があるからです。
そして、ヒプノセラピー(催眠療法)を受けにこられる方のセッションをさせていただくと、親のコントロールに苦しまれている方は非常に多いことを痛感させられます。
コントロールばかりする親はいくつかの共通項があります。
今日はそれを書き出してみようと思います。
①子どもに与える愛情には条件がついている。
・愛情は、子どもが親を喜ばせることをした時だけほうびとして与え、親が気に入らないと、罰として愛情を与えない。
・子どもは親に恩があり、親に借りがある。
・子どもは親を満足させることによって親の愛情を”獲得”しなければいけない。
②子どもの人間性を尊重しない。
・子どもは親の”所有物”として扱われる。
・親は自分の精神的なニーズを満足させるために子どもを使う。
③親子の間にコミュニケーションがない。
・子どもの発言は抑えつけられる。「いちいち理由を聞くんじゃない」「口答えするんじゃない」などが常套句。
・子どもの質問や異議はたいてい拒否される。
・家庭内に問題があっても、問題自体を否定される。
・家庭内の雰囲気が堅苦しくて、あるいは殺伐として冷たい。
④子どもは感情を持つことが許されない。
・子どもらしい天真爛漫さは聞き入れてもらえない、相手にしてもらえない。
・子どもが自分の考えで何かに興味を持ったり、学んだりすることよりも、親の考えで”正しい”ことが重要である。
⑤子どもは嘲笑される。
・子どもは常に判決を下されるように感じている。
・子どもはほとんど誉められることがなく、批判されてばかりいる。
⑥教条主義的で厳格、または一貫性がなくてしょっちゅう変わる。
・しばしば厳しく罰を与えて、柔軟性がない。
・親は子どものボスだと思っている。
・子どものプライバシーをほとんど認めない。
⑦社会との結びつきがない。
・親戚や友人などとの真の心の結びつきがない。
・「外部の人間は危険で信用できない」というイメージを植えつける。
・大切なことは、子どもが何を望むかではなく、世間体であり、社会的地位である。
このようなコントロールは精神的虐待であり、子どもの人生を大きく歪めてしまいます。
そして、このようなコントロールは、ごく一般的な家庭で、ごく当たり前のように日々繰り返されています。
誰もとがめることもなく、、誰も気付かず、、、その多くは「良かれ」と思って。
恐ろしいことです。
今こそ親が、真摯に学び直さなければいけないような気がします。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)はアダルトチルドレンによる生き辛さを解放していく心理療法です。
より多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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