潜在意識から怒り・憎しみを手放す
こんにちは。大阪市梅田は快晴です。
…ヒプノセラピーでは催眠状態で潜在意識を扱うので、ネガティブな感情を手放していくのに、とても有効な手段の一つです。 ネガティブな感情にはいろいろありますが、中でも悲しみや寂しさは、人にとって割合受け入れやすい感情かもしれません。
悲しみという感情は、充分に泣くことで解放されていきますし、寂しさという感情は、自己愛を深めて、自分の気持ちをオープンにして他者と関わっていくプロセスを踏めば、徐々に緩和されていきます。もちろん簡単なものではなく、その人のタイミングで、そしてその人にあった環境で安全で安心できることが必要になります。悲しみを浄化することで、また一つ大きな自分になれるでしょう。
怒りや憎しみといった感情も同じです、多くの人にとって受け入れがたく、受容して表現して、中和させるまでのプロセスには様々な困難を伴います。理不尽なことを経験すればだれでも怒り憎しみの感情がわいてきます。
怒りを表現できない抑圧型の人もいれば、逆に怒りを昇華させることの出来ない囚われ型の人もいます。悪質な人間は自分から攻撃してきたくせに、被害者を演じぎります。そういうタイプの人ほど陰険で陰湿な内面を持ち、外面的にはまったく違う自分を演出することに忙しくなります。
人は、相手を許せないと責めているように見えても、相手に自分を投影している部分もあります。
自分の中の許せない自分を、相手に映し出すことで怒りを感じることもあるでしょう。心の投影です。
『目の前の人は自分の鏡である』という法則は一般的にもよく知られていますが、この法則には二つの働きが存在します。
一つは、自分の嫌な面と同じ要素を持った他者を見て、それに反応して違和感、嫌悪感を持つというものです。よくコンプレックスの強い人ほど、自信たっぷりな人格を演じたりしています。
他者になすりつけていることは「考えたらそれって自分そのものじゃないか」ということに遅かれ早かれ気付いているのでしょうが、逃げる人は逃げ続ける人生です。
相手を見ていると、自分を見ているようであることは、いかに人間は環境に影響を受けるかを物語っているようにも感じます。
そしてもう一つは、自分とはタイプが異なるけど、特定の相手によって自分の欠点や未熟さが引き出されるというものです。相手に対して許しがたいと思うその特徴は、自分と類似したものではないけど、相手の言動によって、自分の課題や未熟さが炙り出されるように浮上するという感じです。
そこから軌道修正できる人と、上から目線的な人ではまったく生き方が異なってくるでしょう。
どちらにしても人が人を責めるとき、それはまるで鏡に映る自分の姿に、戦いを挑んでいるようなものです。自分にあるものを人は反応しますから。あんなの在り得ない、ふつう○○だという人は、内面に大きな課題を抱えたまま無意識で生きていることが多いです。
私たち人間は未熟な存在だからこそ、そこに大きな伸びしろがあり、その人その人の深みがあるのかもしれません。
まずは、未熟な自分を受け入れることが、感情システムを正常化させるための第一歩のような気がします。どんな人でも弱点や失敗はあります。
エネルギー泥棒のような普通な人間を装う人たちから離れて、自分らしい人生を作っていきましょう。
傷を癒して今を肯定する力が潜在意識にはあります。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)がそのお役に立てばと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。