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ヒプノセラピー~潜在意識の甘えの欲求

2012-09-23

こんにちは。 今日は大阪市梅田は曇っていて、涼しいです。。 皆さま如何お過ごしでしょうか?

 

発達心理学では、幼少期からの家庭環境、特に親との関係を重視します。

 

子どもは、親(社会)の保護なしに生きていくことはできません。

 

その養育者のご機嫌をとらなければいけない場合、甘えの欲求を満たすことができなくなってしまいます。

 

親の機嫌を気にすることなしに幼少期を過ごすことができた人は幸せです。

 

しかし、実際は親や養育者などの大人たちの都合で

ほとんどのことは決まってしまいます。

 

 

幼少のときは誰でも無力ですから。

 

分からないところに人間が生きる難しさがあるのかもしれません。

 

 

幸せな幼少期を過ごした人は、情緒的に成熟することができる可能性は高まります。

 

人は安心感がなければ、甘えることはできませんが、

見捨てられる不安がある限り、人は甘えることができなくなります。

 

俗にいう手のかからない子、よくお手伝いをする良い子は、いつも見捨てられる不安があったのでしょう。

 

あるいは、養育者の機嫌をいつも恐れていたのかもしれません。 遊んでいるときも、お手伝いしているときも、食事をしているときも。。

 

そのような環境で育った人は、対人関係において当然安心感がありません。

 

もちろん親の作る環境がすべてではありませんが。

 

 

その人その人の個性、繊細さ、順応性、気質などは

根本的に大きな影響力を持っています。

 

 

 

依存心が強いと周囲の人の好意を必要とします。 しかし自分の甘えを表現したら、その好意を失うと心のどこかで思っています。

 

 

ですから甘えを表現できなくなります。

 

問題は甘えの欲求が満たされず、心の底では激しく満足を求めているにもかかわらず、それを誰に対しても表現できないことかもしれません。

 

外づらがいい人というのは、外では甘えの欲求を表現していない人をいいます。 外で表現しないから、内で不機嫌になる。

 

 

よくありがちなのは、今の社会では喜怒哀楽の感情を出せない社会ですので、

外では群れて、ご機嫌伺いに終始

雰囲気を作ることにだけ神経を使い

そのストレスで家や身近な人には傷つけまくる人がいます。

 

 

 

心の内で本当に安心していないので、外よりは防衛的になっていないので、甘えの欲求がより意識されます。

 

しかし素直に甘えを表現できません。

 

そこで妙な理屈をつけて怒ったり、正義の仮面をつけて家のものを責めたり、どうしようもなく黙ってしまったりします。

 

 

人間の歪みは、自分の中にあるものです。

 

 

最悪なのはそれを人になすりつけて

逃げていく人生。

 

 

 

 

甘えを表現することなく大人になってしまっても、本人がそのことに気付きさえすれば、年齢なんて関係ありません。

 

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)で潜在意識の深い部分にくすぶり続けてきた甘えの欲求をしっかり見つめて、それを顕在化させることによって、手放していきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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