境界性人格障害~愛をむさぼる辛さ
こんにちは。 大阪市梅田にも秋らしい風が吹くようになって来ました。。
幼い頃の環境、受けた愛情によって、さまざまな生きづらさを抱え込んでしまいます。
人格障害もその中の一つです。
今日は、人格障害の中核に位置する境界性人格障害について書こうと思います。
大きな特徴として、極端に振れる考えがあげられます。
周りの人にとって、まるでジェットコースターに乗っているように振り回される感覚があるかもしれません。
境界性の方に接するときに、常に心に置くべき大切なことは、「変わらないことが何よりの支えになる」ということです。
大切なことは、いいときも、悪いときもできるだけ一定の態度で接することです。
一緒に一喜一憂したり、同情したり、本人のペースに合わせて、盛り上がりすぎると、たちまち本人の気分の渦に飲み込まれてしまいます。
むしろ、本人の気分のベクトルを打ち消す方向に、冷静な視点で言葉をかけ、いいときも悪いときも、あっさりと接するようにした方が、長く支えることができ、それが結局は本当の援助につながると思います。
境界性の方の抱える愛情飢餓は、満たそうとすればするほど深まり、際限なく愛をむさぼろうとする性質を持っています。
大事なことは、限りなく援助をすることは不可能だし、何より、そのことは、本人をかえってダメにしてしまうということです。
究極的には、他人がどうにかすることでは乗り越えられません。
乗り越えるのは、他人が愛情飢餓を満たしたり癒したりすることではなく、自分自身が変わることによってしかあり得ないということです。
そのことを本人が頭ではなく、心の底から理解することが、この障害を克服する大きな一歩となります。
その根本は、自己愛の歪み、大きく傷ついたセルフイメージです。
自分を大切にする気持ちを育むこと。
それは一見地道なプロセスかもしれませんが、毎日毎日自分で自分に問いかけて、自分をいたわっていく。
傷ついたままのインナーチャイルドを癒すことをしないで、深い傷の回復は望めないでしょう。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識の中にあるインナーチャイルドを癒していく心理療法です。
さまざまな人格障害で悩まれている人が少しでも楽に、
前向きで生産的な人生になればと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
