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境界性人格障害の改善~潜在意識のトラウマ

2012-08-30

こんにちは。 今日は大阪市梅田は少し蒸し暑い一日でした。

 

 

今日は、境界性人格障害について書こうと思います。

 

境界性の特徴は、自分自身と対人関係において極端に揺れ動く気持ちです。

 

理想化とこき下ろしを繰り返す不安定な対人関係の裏には、わずかな批判に耐えられない”脆弱な自我”が隠れていると心理学者マスターソンは指摘しています。

 

さらに慢性的な空虚感があったり、見放されることに対する極度の不安感があり、不適切で激しい怒り、その怒りの制御の困難があります。

 

周囲の人にも迷惑をかけ、特にいびつな関係になってしまうと、本人にとっても周囲の人にとっても、これほどつらいことはありません。

 

共通して言えることは、境界性の人は親に対して根深いこだわりを持っています。

 

もちろん親に対するこだわりが即、境界性であるということではありません。

 

親に対するこだわりは、さまざまな生きづらさを本人に与えてしまいますが、その中の一つに境界性人格障害があるというのが正しい理解だと思います。

 

子ども時代、適切な愛情や世話を十分に与えられず、それどころか、暴力や性的な虐待によって、歪められ、玩具のように扱われた子どもは無論のこと、最近では、一見恵まれたごく普通の家庭の子が重度の境界性人格障害に陥ることが目立って増加しています。

 

一歩足を踏み入れると、そこには、子どもが置かれた寒々とした状況が見えてきます。

 

物質的な豊かさや、外面的な体裁では測れない、子どもの置かれた過酷な心理状況を、自分のことや自分の思いに夢中な親のほうは、なかなか気付きにくいです。

 

こうしたケースでは、たいてい子どもの頃は、ずっと手のかからない、しっかり者だったり、良い子だったのに、この病気になってから、全く逆転して、親を求め続け、困らせ続けるというパターンもあります。

 

いずれにしても、本人にとって、生きるということがこれほど過酷なものになったのは、適切な愛情をもらえなかった過去にあります。

 

ですから、傷ついたままのインナーチャイルドを潜在意識から癒していく必要があります。

 

傷ついた過去を癒すことなく前を向こうとしても、

傷ついた心はくすぶり続けるのかもしれません。

 

 

 

 

愛をむさぼる人格障害で本当に悩んでいる人たちが

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)で少しでも楽になられることを願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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