夢とは何か-潜在意識からのメッセージ
こんにちは。今日も大阪市梅田は暑いです。皆さま如何お過ごしでしょうか?
前世療法のプロフェッショナルコースでは、盛りだくさんの内容でしたので、夢のメカニズムについては触れられていませんでした。
しかし、前世の記憶、あるいは現世の記憶を催眠状態で思い出すということは、脳の働きからすると夢を見ている状態と関連性があるかもしれません。
夢とは何なのでしょうか?
20世紀前半に大きな影響力を持った説明は、ジークムント・フロイトを始めとする心理学者の主張です。
1900年にフロイトが出版した「夢判断」は「夢は、無意識の世界に押し込められた欲望・欲求の現れだ」と唱え、この考え方をもとに、夢の分析は広がりました。
スイスのカール・ユングは、フロイト理論を性欲にこだわりすぎていると批判しつつ、夢がやはり無意識からのメッセージだとうたう理論を体系化しました。
ユングの流れをくんだ夢の分析は、いまも精神分析や心理療法の中で、広く用いられています。
一方、20世紀後半になると、心理学とは別の角度から夢に迫ろうとする動きが起きます。
脳や神経の動きを解明する「神経生理学」の視点での研究です。
この分野で長く第一人者と目されてきたのが、ハーバード大学名誉教授、アラン・ホブソンです。
アラン教授によると、夢をよくみる「レム睡眠」のときには、脳の一番下にある「脳幹」から信号が出て、視覚などにかかわる脳の領域が活発に動き始めます。
睡眠中は外から情報が入らないため、脳は記憶の断片をつないでストーリーをつくる。
それが夢です。
脳内で注意や判断を担う領域は十分に働いていないので、つじつまが合わない物語になります。
ですから、夢に読み解けるような「意味」はないとアラン教授はいいます。
しかし、ことはそんな単純なものではありません。
この「意味」があるかないかで大きな論争が続いています。
論理的につながらない何かの象徴のような夢、とても抽象的で現実の日常で考えていることにリンクしている。
夢を見ることで、今の自分の状態に気付くこともありますし、直感やインスピレーションにも影響しているような気がします。
潜在意識は大きな力を持っています。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識にダイレクトに働きかける心理療法です。
前向きな生き方を潜在意識から引き寄せていくために、より多くの癒しや気づきをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。