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回避性人格障害の改善~ヒプノセラピー(催眠療法)

2012-08-27

こんにちは。 大阪市梅田も暑さが、日々やわらいでいっているような気がします。。

…私たちは生きているといろんな場面に出くわします。

 

この世に生を受ける時から、生まれ持った気質があり、親の関わり方でさまざまなトラウマを抱えてしまうことがあります。

 

あるいは、成人になるまで、それほどの傷もないように見えたのですが、社会に出てから心が凍ってしまうケースもあります。

 

今日は回避性人格障害について書こうと思います。

 

Rさんは35歳の男性です。大学を卒業しながらまだ定職に就いたことがありません。Rさんは小さい時から人見知りが激しく、また躾の厳しい両親に育てられ、ほめられたという記憶がほとんどありませんでした。両親が高校時代に亡くなってから、ずっと妹と二人暮らししています。

 

どの仕事も長続きせず、同僚と自分を比べ、同僚が非常に能力があるように見えてしまい、嫌になってやめるのです。職場では仕事以外の話しをしたことがなく、まったく孤独です。

 

自分のミスを指摘されるのではないか、批判されるのではないかといつもおびえています。Rさんは自分の性格を、暗くて、思いやりがなく、利己的、頑固、傲慢、臆病、幼稚であると卑下します。

 

Rさんは、自分に社会性がないと信じ、否定的な評価に対して極度の過敏となっています。

 

他人と仲良くなり過ぎると、自分の内側にまで入り込まれ、馬鹿にされたり、恥をかかされるのではないかと危惧して、親しい友人を作りません。

 

このように劣等感が強く、自分は社会不適合者だと思い込み、侮辱されることを恐れ、社会活動から撤退する性格を回避性人格障害といいます。

 

根本には、自己肯定感の低さ、セルフイメージの低さがあります。

 

回避性人格障害であっても性格・人格だからと、あきらめる必要は全くありません。

 

過去にさかのぼって、一つ一つの出来事の捉え方が本当に妥当なものなのかということを検証して、過去の意味づけ、自分への意味づけを変えることによって、セルフイメージはどんどん変えていくことが出来ます。

 

性格・人格は若い頃から持続するある一定の行動のパターンであると解釈できます。

 

この持続する期間が何十年と長いから、自分は一生この先も変ることが出来ないと考えがちです。

 

たしかに、一瞬で変わるのは難しいかもしれませんが、深い潜在意識下でイメージングすることによって、自己肯定感を徐々に上げていき、安定したセルフイメージを持つことは十分可能なことです。

 

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)では、セルフイメージを変える唯一の効果的な方法なのかもしれません。

 

自分という安定した自己を持つことが出来たら、いろんな雑多な日常があっても、あるいは時に批判的な人に出会っても、自分という軸を持って対処できるのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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