アダルトチルドレンの生き辛さ~機能不全家族
こんにちは。 今日は大阪市梅田は雨でした。
「アダルトチルドレン」という言葉は、10年ぐらい前にマスコミでよく取り上げられていましたが御存知ですしょうか。
アダルトチルドレンは、機能不全家族に育った人をいい、子どものことではなく、成人した大人になっても、傷ついたままの幼少期を引きずっている人をいいます。
機能不全家族とは、親が不仲である、親が価値観を子どもに押し付ける、愛情欠如、無視、精神的・肉体的虐待、過剰な甘えさせ…さまざまな点で、親の愛情がバランスを崩して、子どもの心に深い傷を与えている家族をいいます。
最近メディアを通してあまり聞かなくなりましたが、決して減っているわけではなく、昨今の心の病を考えてみますと、むしろ増えているような気がします。
親の影響ほど、子どもの人生に大きく影響を与えるものはないですが、残念ながら親はそのことに気付いていない場合が多く、自分は正しいと考えているケースがほとんどです。
今日は、親の期待が大き過ぎる家族について書こうと思います。
親の期待が大き過ぎるために、何をやっても親に満足してもらえないという家族も機能不全家族です。
夢中になって自分のできる範囲を超えてまでがんばり、テストで良い点をとっても、親から「どうしてここのところを間違えたの」と小さなミスを見つけられて、悪いところだけ指摘される。
「よくやった」と褒めてもらえず、「こんなこと当たり前でしょう」「そんなこと、誰だってできるわ」と言われると、子どもは無理をして、ますます頑張り、親に何とかほめられたいと必死になります。
親に自分の能力以上に期待されることは苦しいです。
どんなに頑張ってもゴールまで届かず、やってもやっても親の期待にそえないと、子どもは絶望感にとらわれてしまいます。
また、自分の性格とはまったく反対のことを期待されるのもつらいことです。
このような親は、「あなたのために言ってるのよ」「あなたの将来のためよ」とあくまで、子どものためと言います。
そして自分の価値観を押し付けていることに気づきません。
何より、子ども本人の考えを無視していることに気づきません。
過剰な期待、コントロールは、成長する上で一番大切な自信を育むことを阻害します。
成長過程で自信を得られなかった人は、後の人生で苦しみを持ち続けます。
ヒプノセラピー(催眠療法)では、催眠状態に入って、時間を過去に巻き戻し、傷ついたままのインナーチャイルドを癒していきます。
褒めて欲しかった自分、甘えたかった自分、押し付けられて傷ついた自分、抑圧された自分が、そこにいます。
それをしっかりと愛情を持って育てなおし、自信を取り戻すのがヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)の目的です。
しっかり癒して、今の自分を肯定できたら、新しい生きがいもきっと出てくるでしょう。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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セラピーについてご質問、ご不明な点がございましたら、どんなことでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。いかなる場合でも、24時間以内に御返事させていただきます。
ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。