ヒプノセラピー～潜在意識の自己暗示
こんにちは。大阪市梅田はどんより雲が出ていますが、これから晴れていきそうです。
ヒプノセラピー（催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法）のセッションでは必ずクライアントの方が望まれる暗示を入れます。暗示はその人の潜在意識が受け入れられる信念信条を提案することです。そして暗示は、必ずしもヒプノセラピー（催眠療法）を受けないと経験できないものではありません。自分自身で暗示はできますし、自分を変えたい場合非常に有効な方法です。
今日は暗示をする上で、大切なポイントをいくつかご紹介したいと思います。
まず、潜在意識に埋め込むには、ヒプノセラピー（催眠療法）のような深いリラックスが大切です。まず呼吸を整えて、目を閉じます。一人で誰にも邪魔されない時間帯にするのがいいと思います。そして暗示文には次の5つのポイントがあると言われてます。
①肯定文で
②具体的に
③現実的に
④繰り返す
⑤現在形で
順番にみていきますと、まず①ですが、潜在意識は顕在意識のような批判機構がありません。ですから、暗示は肯定文にすることが大切です。潜在意識は、自分のためになると信じられる提案には、一字一句喜んで従います。ですから否定文や否定的な言葉は使いません。「～できない」「～しない」はもちろんですが、「「～してみる」「たぶん～」という言葉は、やる前から疑っている姿勢です。暗示では望ましい結果に焦点をあてることが大切です。
次に②ですが、潜在意識は形容詞が好きです。鮮明なイメージがわくような言葉や、感情や気分が高揚するような言葉が望ましいです。「キラキラ」「わくわく」「まばゆい」「生き生き」などの言葉です。潜在意識はイメージをする脳なので、形容詞を使うことでイメージを膨らませることができます。
次の③ですが、これも潜在意識の大きな特徴として、あまりかけ離れたことですと不可能で非現実的だと判断し、逆に拒否をしてしまいます。現実味のないゴールを設定しても建設的でないので、おおよその見当となるような、無理のない、幅を持った時期設定であったり、内容であることが大切です。
そして④ですが、暗示を強化するために繰り返すことは非常に大切です。暗示は繰り返すことによって定着し、やがて暗示にふさわしい行動として表面に現れます。強調したいところは特に、表現を変えて繰り返すと効果的だと思います。
最後に⑤ですがこれが一番大切かなと思ってます。現在形でというのは、もうすでに望ましいゴールが達成できているという意味です。「いつか」や「近い未来」のようなあいまいな言葉は意味がありません。特定の期日やできごとがあるなら、それを文章に入れるか、現在の行動として語ります。そして、あまり過去を引き合いに出さないほうがいいと思います。「わたしは先週よりも今の方が落ち着いている」では、先週のわたしなのか今のわたしなのか、焦点がぼけてしまいます。過去をひきずるのではなく、「いまわたしは落ち着いています」という現在形で言うことが大切だと思います。
催眠暗示は、一度入れたから終わりでは決してございません。日々自分に唱え、毎日毎日自分に語り続ける言葉です。そして、毎日潜在意識に話しかけることによって、心のブロックが和らいだり、肯定的な自分へと少しずつ変わっていけると思います。一日5分、10分で十分です。潜在意識にアクセスするとさまざまな悩みもでてくるかもしれません。それを受け止めて「ああそう思ってるんだね」「つらいんだね」と受容します。そしてその後に自己暗示をします。皆さまも是非実践してみてください。
ヒプノセラピー（催眠療法）の目的は、潜在意識を癒し、過去に取り込んだ記憶や感情を解放し、捉え方を変えることにあります。
潜在意識は大きな力を持っています。
ヒプノセラピー（催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法）は潜在意識にダイレクトに働きかける心理療法です。
前向きな生き方を潜在意識から引き寄せていくために、より多くの癒しや気づきをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー（前世療法・インナーチャイルド・願望実現）によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
