潜在意識のトラウマを癒す~ヒプノセラピー
こんにちは。皆さま如何お過ごしでしょうか。大阪市梅田は天気がよく、近くの公園は桜が満開です。
さて、今日はトラウマについて書こうと思います。
一般的には15歳頃までにだいたいの人格形成がなされるとされていますが、その人の人生を左右する信念形態は幼少期までの経験が大きく影轡するといわれています。
この間、自分自身が積んできた経験が物事に対する考えかたを決定します。それには家庭環境や人間関係が深く関わっていることは言うまでもないかもしれません。そして、大人になってからもその人の心の状況のカギを握ります。
「トラウマ」という言葉を聞かれたことはありますか?
トラウマとは、辛い体験や心のショックなどの精神的に耐えがたい「精神的外傷」、つまり「心の傷」のことです。戦争やレイプなど非日常的な精神的外傷だけでなく、子ども時代の親からの虐待や言葉の暴力など日常の生活でも起こり得ることです。
過去のトラウマは、心の奥底に閉じ込められ、目に見えない不安や怒りなどを作り出し、自由な思考や他の人間に対する自然な愛情表現ができない理由になります。そのため、社会的には普通に生活してはいるものの、恋愛や人間関係、仕事などがうまくいかないなどの悩みを引き起こしてしまったりします。
そしてそのトラウマは兄弟関係に起因する場合も多くあります。「お兄ちゃんだからガマンしなさい」「お姉ちゃんだからお手本になってね」などと言われ続けたことが現在の人格に大きく影響し、生きたいように生きられない、思うままに振る舞えないというケースです。
このケースに当てはまる方は、例えば、子ども時代、お兄ちゃん、お姉ちゃんらしく振る舞えたときにだけ親にほめられたというような経験をもっています。子どもにとってほめられることは何よりのごほうびです。「愛されている」「自分には価値がある」というプラスの自己イメージを持つことが出来るからです。
兄、姉らしい行動をとるとほめられるという経験は、ガマンや無理をして弟や妹のお手本になれたとき、つまり〝犠牲になった″ときにだけ自分を認めることができる、という心ができあがる原因になったりします。
その性格が生まれたトラウマの瞬間
「あの時、あの出来事がなかったなら、今の私はこんな性格ではなかったはず」とか「あの出来事があってから、私は絶対○○をしない子どもになった」などと思える体験を持っている人は多いといわれています。性格や行動を決定づけた体験といえるかもしれません。
それが現在の自分によく働いている場合と、悪く働いている場合とがあります。悪く働くと、現在の自分の悩みや苦しみは、その性格が原因で、その性格を作った出来事が消えない限り自分は変わらない、と悲観的にならなければなりません。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)では、インナーチャイルド(年齢退行)のセッションで、トラウマになった体験を振り返るのだけでなく、その体験をする直前に時間を巻き戻します。そして、つらい体験をしないように、大人になった自分からアドバイスをもらったり、さまざまなテクニックを駆使して、そのつらい体験を塗り替えていきます。
ヒプノセラピー(催眠療法)では潜在意識下で行うので、非常に強くイメージとして残り、つらい体験が遠くに離れていきます。トラウマが和らぎ、今を生きられたらより自然体な生き方が出来るのかもしれません。
ヒプノセラピー(催眠療法)の目的は、潜在意識を癒し、過去に取り込んだ記憶や感情を解放し、捉え方を変えることにあります。
潜在意識は大きな力を持っています。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識にダイレクトに働きかける心理療法です。
前向きな生き方を潜在意識から引き寄せていくために、より多くの癒しや気づきをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
