人間関係の悩み～人生のタスク：ヒプノセラピー大阪関西 Pure Solution。催眠療法（インナーチャイルド、前世療法

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人間関係の悩み～人生のタスク

2015-02-09

おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今日は長めのウォーキングをしてきました。

…人の悩みの大半は人間関係の悩みだといいます。人間関係はどれだけ大きく考えても足りないぐらい、重要な問題かもしれません。

人に対して劣等感を持ったり、人と競争して優位に立とうとしたり、あるいは見下したり、人を利用しようとしたり、人の評価を気にしたり、人に執着したり…人間関係にはさまざまな問題があります。

他者を「仲間」だと見なせず、心のどこかで「敵」だと思っているのは、しんどいことでもあります。人間関係の悩みは、私たちに人生のタスク（課題）を与えてくれているのかもしれません。

3大心理学の1つ、アドラーの心理学では、人間の行動面と心理面の在り方について、はっきりとした目標を掲げています。

まず、行動面では「自立すること」と「社会と調和して暮らせること」の2つ。そしてこの行動を支える心理面の目標が、「自分には能力がある」という意識、そして「人々は仲間である」という共同意識だといいます。

これらの目標は、直面する「人生のタスク」と向き合うことで達成できるのかもしれません。人生という言葉を、幼少期からさかのぼって考えてみましょう。子どものころ、私たちは親から守られ、とくに働かずとも生きていくことができます。

しかし、やがて「自立」するときがやってきます。

いつまでも親に依存し続けるのではなく、精神的に自立するのはもちろん、社会的な意味でも自立して、なにかしらの仕事に従事しなければいけません。

ひとりの個人が、社会的な存在として生きていこうとするとき、直面せざるを得ない対人関係、それが人生のタスクなのかもしれません。

友達が少なくてと悩んでいる人もいますが、友達や知り合いの「数」には何の価値もないでしょう。考えるべきは、関係の距離と深さですから。表面的な付き合い、悪口や陰口を共有する集まりなら、そこには、内面のつながりはほとんどなく、世間体などの防衛的な見栄しかないでしょう。

友達に限らず、職場の上司・部下、夫（妻）、親兄弟、、他者を変えようというすることで、私たちは悩み苦しみます。分かって欲しい、こっちを向いて欲しい、評価してほしい、謝って欲しい、、、この感情はどんどんエスカレートしていき、「分かって当たり前」「こっちを向くべきだ」「評価すべき」「謝るべき」と次第に暴走を始めます。

私たちは、思い通りにならない他者にどれだけ振り回されるのでしょうか。煩悩は煩悩を呼び、他者を変えようとするから、しんどくなり、ストレスを感じ、怒りや悲しみを感じます。

相手がどう思うのか、どう行動するかは、「相手の問題」であり、「相手のタスク」であります。

人を変えようとする思いは、他者のタスクをも背負い込むもので、自分の人生のタスクの解決に何ら貢献しないでしょう。

自分を信じられない人に、他者を信頼することはできません。変えるべきは自分であり、弱い自分を見つめ、受け入れていくプロセスが大切なのかもしれません。相手を変えようとしたり、支配せんとする心は、「不信感」に基づく考えです。

自分に不信感を抱いている相手と同じ空間にいて、自然な状態でいることができるでしょうか。互いを束縛したり、要求したりし合うような関係は、やがて破綻していくでしょう。

「お互いを対等の人格」として捉えられて、はじめて自然体でいられます。「この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える」と思えたとき、安らぎや新たなやる気を感じることができるのかもしれません。

劣等感を抱くこともなく、優越性を誇示する必要にも駆られず、平穏な、きわめて自然な状態でいられる。それが本来の関係なのかもしれません。

一番いけないのは、「自分の思うまま」「過去の自分のまま」の状態で放置していることでしょう。

豊かな関係性も、こじれた関係性も、私たちに多くのことを教えてくれているのでしょう。そしてその学びこそが、これからの自分をより賢くしてくれるのかもしれません。

人に求めず、執着しない関係を実現して、発展性のある豊かな未来にしていきたいものですね。

ヒプノセラピー（催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法）でより多くの癒しや気付きをと願っております。

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。